三井住友VISA ANAワイドゴールドカードでANAマイルを貯める。マイ・ペイすリボを上手く運用してポイントを2倍にする裏技【2018年度版】
- 三井住友VISAカードのポイント=ワールドプレゼントポイント還元の仕組み
- マイ・ペイすリボの運用方法。
- 三井住友VISAマイ・ペイすリボの手数料を安くしワールドプレゼントポイントを2倍にする運用手順を紹介
- 三井住友VISAマイペイすリボの増額・減額申請のタイミング
- 「 ANAワイドゴールドでマイ・ペイすリボを上手く運用してポイント2倍する」のまとめ
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三井住友VISAカードのポイント=ワールドプレゼントポイント還元の仕組み
ワールドプレゼントポイントとその還元率は?
三井住友VISAのポイント還元は、1,000円利用毎に1ポイントもらえます。このポイントの名称を『ワールドプレゼントポイント』と言います。
注意点として、『1,000円利用毎』というのは、カード決済単位ではなく、1ヶ月の利用合計金額の1,000円単位となります。例えば、1ヶ月で200円の買い物を5回したとします。この場合、カード決済単位は1,000円に満たないですが、1ヶ月の利用合計金額は1,000円となるので、1ポイントが付与されます。
ワールドプレゼントポイント還元をマイ・ペイすリボを利用して2倍にする
通常1,000円単位で1ポイント付与されるワールドプレゼントポイントを2倍の2Pにする方法があります。その方法とは、三井住友VISAが提供しているリボ払い『マイ・ペイすリボ』を利用して1円以上の手数料を発生させることです。
リボ払いと聞くと抵抗がある方も多いと思いますが、毎月決められた手続きをすれば、数円~数十円の手数料を払うだけで、ワールドプレゼントポイントを2倍にする事が可能です。
ワールドプレゼントポイントをANAマイルに交換。ワイドゴールドカードのANAマイル還元率は1.65%超
通常1,000円単位につき1P付与されるワールドプレゼントポイントは、ワイドゴールドカードを所有していれば、移行手数料なしで1P=10マイルに交換できます。ですので、1,000円毎に10マイル付与される計算なので、通常ポイントの還元率は1%です。
では、『マイ・ペイすリボ』を利用して付与された2倍分(1P)のポイントも同じように、1P=10マイルに交換出来るかというと出来ないんですね^^;
マイペイすリボで追加で付与されたポイントは、ワールドプレゼントポイントの中でも、『ボーナスポイント』と言い、種類が分けられています。このボーナスポイントをANAマイルに直接交換すると1P=3マイルに交換することが出来るのですが、ポイントサイトの『Gポイント』や『PeX』を経由して交換することで、高還元率でANAマイルに交換することが可能です。
三井住友VISAのマイ・ペイすリボの手数料とは?リボ払い残高を安く抑えることがポイント
マイ・ペイすリボを利用して1円以上の手数料を発生させると、ワールドプレゼントポイントが2倍になることをお伝えしてきました。
「1円以上の手数料を発生させる」と記載しましたが、三井住友VISAもビジネスですので、ただマイ・ペイすリボに登録しているだけでポイントを2倍にはしてくれません。この手数料を如何に安くを抑えるかが、運用上の重要なポイントとなります。
例えば、マイ・ペイすリボの最低支払金額を【30,000円】にして(事前登録)、その月のカード利用額が【25,000円】だったとすると、カード利用額が最低支払金額以下の金額となるので、【25,000円】はリボ払い残高を残す事なく全て指定の口座から引き落としされリボ払い手数料は発生しません。
カード利用額が【31,000】だった場合は、最低支払金額の30,000円が指定の口座から引き落としされ、【1,000円】がリボ払い残高として残り、このリボ払い残高に対して、手数料が発生します。2018年1月現在、リボ払い残高に対する利率は年利15%ですので、この場合の手数料は、約12円/月となります。(詳しくは後ほど説明します)
このようにマイペイすリボの運用でポイントを2倍にするには、リボ払い残高を残し手数料を発生させる事が必須となります。このリボ払い残高を毎月の運用で調整することで、手数料を少額(数円~数十円)に抑え、ポイントを2倍にすることが可能となります。
マイ・ペイすリボの運用方法。
マイ・ペイすリボの締め日・引き落とし日・利息・最低支払金額の設定を理解する
まず、次のことを頭に入れておきましょう。
- 三井住友VISAの締め日は15日、引き落とし日は翌月の10日
- マイペイすリボの手数料は、締め日から翌月の締め日のリボ払い残高に対して発生する
先の記事にも記載しましたが、ポイントを2倍にするにはリボ払い手数料を発生させる必要があります。またそのためには、リボ払い残高を残す必要があります。さらに、リボ払い手数料を安くするために、リボ払い残高を少なくする調整をする必要があります。
では、リボ払い残高をいくら残せばよいか?以下がリボ払い手数料(利息)の計算式となります。
*リボ払い手数料(利息)の利率は15%(2018年1月現在)
1ヶ月が28日間:15%÷365日×28日=1.15%
1ヶ月30日間:15%÷365日×30日=1.23%
1ヶ月が31日間:15%÷365日×31日=1.27%
リボ払い残高に対する利息は、上記のようになります。一番低い1.15%で考えた場合、90円の残高で1.035円、80円で0.92円のリボ払い手数料が発生することになります。よって、90円以上の残高を残せば1ヶ月の期間に関係なく1円以上の残高が残る計算となります。ただ、三井住友VISAが実際にどのように計算しているかは公表されていない(四捨五入など)ので、私はもう少し余裕を持って残高を最低100円以上残す運用をしています。リボ払い残高が100円ですと、一番低い1.15%で考えた場合の手数料が1.15円となるので間違いありません。
リボ払い残高の調整。最低支払金額の設定方法によるメリット/デメリット
リボ払い残高の調整には
- 毎月のリボ払い最低支払金額をあらかじめ設定しておく必要がある。 *ANAワードゴールドカードの場合、最低10,000円~ご自身の利用限度額まで設定可能
- 1.で設定した毎月の最低支払金額を基準にして、支払金額の増額または減額申請を実施する
- 増額申請は1,000円単位で変更が可能だが、減額申請は10,000円単位でしかできない
ここで、ポイントとなるのが、1.の最低支払金額の設定で、最低支払金額は、10,000円からご自身のカード利用限度額の範囲で設定可能です。
最低支払金額の設定額を低くした場合のメリットとしては、増額申請が1,000単位の調整が可能になるため、手数料額をより安くさせることが可能です。
一方、デメリットは、毎月の金額調整を忘れてしまった場合、リボ払いの残高が高額になり、リボ払い手数料も高くなる可能性があると言うことです。
支払金額を高くした場合のメリットは、毎月の金額調整を忘れた場合でも、高いリボ払い手数料の支払を回避することが可能です。
一方、デメリットは、減額申請の単位が10,000円単位のため、最高でリボ払い残高が9,999円残ってしまう可能性があるということです。
例で説明します。
①毎月の最低支払金額を最低額の10,000円に設定した場合
クレジット利用金額が【48,050円】だったとしましょう。この場合、もし、増額申請をしなければ、最低支払金額で設定した【10,000円】のみがご指定の口座から引き落とされ、【38,050円】がリボ払い残高として残る事になります。(1ヶ月のリボ払い手数料は約480円)。
増額申請する場合は、1,000円単位で変更可能なので、最低支払金額の【10,000円】にプラスして【38,000円】を増額申請することが可能です。しかし、これでは、リボ払い残高が【50円】となり、残高が少なすぎるため、リボ払い手数料が発生しない(1円未満)可能性があります。先の記事でも記載しましたが、リボ払い残高は最低100円は残したいので、この場合、【37,000円】を増額して、支払金額を【47,000円】にし、リボ払い残高を【1,050円】します。リボ払い残高【1,050】に対するリボ払い手数料は約13円ですので、これでワールドプレゼントポイントが2倍になるのですからから十分元がとれますね^ ^
②毎月の最低支払金額をご自身のクレジット利用金額の上限に設定した場合。
仮にご自身のクレジット利用金額の上限が100万円だったとします。この場合、毎月のクレジット利用額が100万円を超える事がないので、増額申請は発生しません。また、減額申請を忘れた場合でも、クレジット利用額が100万円以下ですので、利用したクレジット利用額全てが必ず決済されます。しかし、これでは、リボ払い手数料が発生しないので、ワールドプレゼントポイントは2倍にはなりません。よって、ワールドプレゼントポイントは2倍にするには、10,000円単位の減額申請でリボ払い残高を調整する必要があります。
①の例と同じようにクレジット利用額が【48,050円】だったとしましょう。減額申請する場合は、【10,000円】単位での申請となるので、【40,000円】まで減額申請をすることが可能です。よってリボ払い残高は、【8,050円】となり、リボ払い手数料が約102円発生することになります。
③毎月の最低支払金額を最低金額(10,000円)でもクレジット利用金額の上限でもない金額で設定した場合
ご自身のクレジット利用金額が100万円で最低支払金額を【50万円】に設定した場合で、①の例と同じようにクレジット利用額が【48,050円】だったとしましょう。もし、減額申請をしなかった場合は、クレジット利用額の【48,050円】は支払設定額50万円以下となりますので、【48,050円】全てがご指定の口座から引き落としされます。よって、リボ払い残高が【0円】になるため、ボーナスポイント2倍分の穏健は受けられなくなります。その代わり、減額申請を忘れた場合に、余計なリボ払い手数料を支払うリスクがありません。
減額申請する場合は、②と同じ手順でとなるので、【40,000円】まで減額申請が可能です。よってリボ払い残高は、【8,050円】となります。
もう一つの例として、クレジット利用額が最低支払金額の【50万円】を超えた場合、例えばクレジット利用額が【60万円】だったとします。この場合、①の例と同じ手順となり増額申請で【1,000円単位】の調整をとなり【99,000円】の増額申請が可能で、【1,000円】のリボ払い残高が残ります。一方、このパターンで増額申請を忘れた場合は、支払設定額の【50万円】のみが設定され、【10万円】がリボ払い残高となりリボ払い手数料が約1,200円発生します。
ですので、支払設定額を最低額に設定しない場合は、中途半端な金額に設定するのではなく、ご自身のクレジット利用枠の上限金額を設定することをお勧めします。
①~③の例を紹介しましたが、③の選択はあまりお勧めしません。①か②の運用がシンプルで分かりやすいのでどちらからをご自身で決めて運用することをお勧めします。ちなみに私は①で運用しています。
三井住友VISAマイ・ペイすリボの手数料を安くしワールドプレゼントポイントを2倍にする運用手順を紹介
※手順の画像は、三井住友VISAのアプリ【Vpass】のiPhone版を使用しています。
以下は、2017年4月10日の支払い予定金額です。この時点では、最低支払金額の10,000円が支払い金額となっています。*9円について、このあと説明します。
上記画面の【マイ・ペイすリボ請求額の確認】をタッチすると、以下の明細が表示さます。
- ①4月10日お支払い金額:現時点の翌月支払い金額(②+③)
- ②内マイ・ペイすリボ最低お支払い金額:私は最低支払金額を【10,000円】に設定しているので、最低支払金額の【10,000円】が①に表示されています。
- ③内リボ払い 手数料(2月16日~3月15日):前月支払い時に、リボ払い残高として残した金額に対する手数料。
- ④内2月16日~3月15日までのご利用分:マイ・ペイすリボの増額申請可能額。
金額調整のポイント!
上記、②+③+④の金額=【193,273円】が翌月に支払可能な最大金額となります。この【193,273円】全てを支払うと、リボ払い残高【0円】となります。ですので、②+③+④の金額が、最低【100円】残るように、増額申請を実施します。
増額申請は、【1,000円】単位ですので、この場合ですと、①の【10,009円】にプラスして【183,000円】増額申請すればOKです。この結果、支払い金額が【193,009円】となり、リボ払い手数料が【264円】となります。
では、実際に増額申請をしていきます。
↓↓①さきほどの画面【お支払い明細】を下にスライドしていくと、下記の画面が出てきますので、【マイ・ペイすリボのお支払い金額】変更ボタンをタッチします。↓↓
↓↓②【マイ・ペイすリボお支払い金額変更】メニューから【増額を申し込む】をタッチする。↓↓
↓↓③ 次に【一部追加して支払う。】を選んで【確認する】ボタンをタッチ↓↓
↓↓④ここで、増額申請金額を入力します。今回の例では、【183,000円】を追加するので、【18】万【3】千円を入力。最後に【確認する。】をタッチ↓↓
↓↓⑤【追加お支払い額】と【合計お支払い額】が表示されるので、内容を確認して【申し込む】ボタンをタッチ↓↓
以上で、増額申請は終了です。これを毎月決められた期間に実施します。(のちほど説明)申請時間は、3分~5分程度ですので、慣れてしまえば超簡単な処理です。
以下は、今回の増額申請前の状態と、増額申請後の状態を明細で確認したものです。
↓↓増額申請前↓↓
↓↓増額申請後↓↓
今回は、【264円】がリボ払い残高として残りましたので、次回の支払い時に約【3円】(264円×15%÷365日×31日)のリボ払い手数料が請求されます。
三井住友VISAマイペイすリボの増額・減額申請のタイミング
※下の画像は、三井住友VISAの【Vpassアプリ】のiPhone版の画像です。
①毎月〇〇日に翌月10日に引き落とされる【お支払い金額】が、Vpassアプリ上に表示されます。
この時点の【お支払い金額】は、事前設定しているマイ・ペイすリボの最低支払金額+前月のリボ払い残高に対する手数料が表示されています。
②毎月25日(25日が祝日の場合は、翌営業日)に、下記のメールが届きます。
このメールが届いた時点で、増額申請又は減額申請を実施して下さい。
増額又は減額申請できる期間は、ご自身がご利用している【引き落とし銀行口座】によって異なります。最も申請期間が長いのは、三井住友銀行で引き落とし日の2営業日まで増額又は減額申請が可能です。以下は下記を参照して下さい。私の場合は、あまりぎりぎりに処理をするのは性格上好きでないでの、月末までに処理をするようにしています。
支払い口座 | 申請期限 | |
---|---|---|
三井住友銀行 | 支払い日の2営業日前 | |
ゆうちょ銀行、楽天銀行、セブン銀行 | 支払い日の4営業日前 | |
三菱東京UFJ銀行、りそな銀行、 埼玉りそな銀行、ジャパンネット銀行 |
支払い日の5営業日前 | |
みずほ銀行、ソニー銀行 | 支払い日の6営業日前 | |
住信SBIネット銀行、新生銀行、 |
前月20日まで |
③増額または減額申請後は以下のメールが届き、申請が受け付けられたことが確認できますので安心です。
④増額又は減額申請の処理が完了すると(申請から1~2日後)、以下のメールが届きます。
Vpassアプリ上のお支払い金額も下記のように変更されます。
「 ANAワイドゴールドでマイ・ペイすリボを上手く運用してポイント2倍する」のまとめ
- 三井住友VISA ANAワイドゴールドカードでもらえるポイント=ワールドプレゼントポイントを2倍にするには、マイ・ペイすリボに登録して、1円以上の手数料を発生させる必要がある。
- マイ・ペイすリボの手数料を発生させるために、毎月リボ払い残高を残す必要があり、リボ払い手数料を安くおさえるために支払い金額の増額又は減額申請を月1回実施する必要がある。
- 増額または減額申請は、毎月25日以降に実施し、申請期限は、ご自身が利用している引き落とし銀行口座によって異なる。※25日~月末を目途に申請することが望ましい。
- リボ払い残高は、【100円】以上残すよう増額又は減額申請を行う。※リボ払い残高が【100円】以下の場合、リボ払い手数料が発生しない可能性がある
- 増額申請は、【1,000円】単位で調整できるが、減額申請は【10,000円】単位でしかできない。
- 最低支払金額を最低金額の【10,000円】に設定する場合のメリットは、リボ払い残高の増額申請が【1,000円】単位で行えるため、リボ払い残高を100円~1,099円の範囲に抑えることが可能である。一方、デメリットは、毎月の増額申請を忘れた場合に、高額のリボ払い残高が残り、リボ払い手数料が高額になるリスクがある。
- 最低金額をご自身のクレジット利用可能額の上限に設定した場合のメリットは、毎月の減額申請を忘れた場合でも、リボ払い残高が残ることがないため、余計なリボ払い手数料を支払う必要がない。一方、デメリットは、毎月の減額申請を忘れた場合、リボ払い残高が【0円】になるため、その月はポイント2倍にならない。また、減額申請は【10,000円】単位となるため、最大で【10,099円】のリボ払い残高が残る可能性がある。(10,099円のリボ払い手数料は、約128円/月)
- ANA VISAワイドゴールドカードの支払い日(口座引き落とし日)は、毎月10日
- ANA VISAワイドゴールドカードの締め日は、毎月15日。支払い日の前々月16日~前月15日のクレジット利用額が支払い請求の対象となる。
なお、増額又は減額のWEBでの申請は、月に1回しか実施できません。そのため金額を間違って申請した場合などは、三井住友VISAカードの『リボ・分割デスク 0120-508-137 受付時間/9:00~18:00年中無休(12/30~1/3を除く )』に電話して手続きをする必要があります。
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